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比企の川づくり協議会は、比企地域のいい川づくりに向け、市民と行政が力を合わせて取り組んでいくための話し合いの場や河川見学会などを行なっています。かつての魚が群れ泳ぎ、子ども達が川で遊んでいる、暮らしの中を流れる川の再生に向けて行動するネットワーク型の市民グループです。
 
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2020/05/31

「緊急事態宣言」を解除後に、身近な里川の風景と親水活動(川遊び?)

| by:事務局
 新型コロナウィルス感染拡大防止の「緊急事態宣言」を解除してから、1週間を経過することとなりましたが、同時に埼玉県の感染者は、1000人(新聞では、1002人)のオーダーを越してしまった。全国自治体でも、北海道に次いで5番目の多さであり、2次感染の急増(クラスター感染)を警戒しながらも、仲間達も幾分解放感を味わうべく、比企自然学校の呼びかけに応じて、都幾川くらかけ清流の郷でのカヌー・セーリングに参加してきました。
 昨秋の台風19号により、BBQ施設や護岸決壊、大規模な流木堆積と土砂だまりにより、毎年実施してきた東松山市役所環境産業部の夏イベント「あつまれ!くらかけっこ!」や「川あそび、生きもの調査」の再開可能を事前調査する意図をもって、70歳代を前後するオジサン達6名が、4台のカヌーやカヤックを持ち出して
親水護岸にある雁木(カヌー着岸階段)に集まった。


地形図:鞍掛堰上流の水面メッシュ図(国土地理院2万5000分の1 地形図より作成)

 
ちょうど田植えシーズンなので堰によって用水に流れる水量がほとんどで、堰からはほぼ流れ落ちていない。その水位ながら、昨秋台風19号の濁流は中洲を流し去り、大きな水面を作っていた。カヌーエリアが画期的に大きくなっている。水深測量は、10Mメジャーに錘をつけた手作りレッド測量で行ない、鞍掛山神戸層露頭岩沿いの最大水深は、2.4Mと思いの外浅い河床になっていることが分かりました。台風19号による、上流からの土砂堆積・流木沈埋の影響があったものと推察されました。



写真1.鞍掛堰下流風景と、土砂堆積・河畔林を撤去した現状河況(下流の「飛び石」も再現しています!)


写真2.親水護岸の雁木(船だまり)に着岸したカヌーなど4艘


写真3.オジサン達が、自由に操船しカヌーやカヤックの操船可能範囲を調査しました

 

 親水護岸にある雁木(カヌー着岸階段)の周辺は、現況把握より鞍掛山遊歩道からの土石流により埋められ、そこを起点に、その後の台風の激流が本流から外れた用水入口付近に堆積したものと考えられ、雁木先の砂利川岸より底をこすりながら出ていくしかない状態となってしまった。

 現在通行止めの遊歩道の修復が優先されるとは思うが、雁木まで一定の水深が確保できる様にしていただきたいものだ・・・。(比企自然学校 櫻井代表の評価)。


17:48

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