3月8日(日)午後より、東松山市松山市民活動センターに於いて、東松山市環境産業部エコタウン推進課主催による市民環境会議が開催されました。3つの目標「将来世代の豊かさを守る持続可能な暮らし」「恵みをもたらす里山、農地、水辺の保全」「市民、地域のチカラが発揮される協働のマチ」のテーマの中の「水辺の保全」の先進的事例の紹介で、朝霞市の「黒目川に親しむ会」の藤井由美子代表からの講演を行って頂きました。
県内でも古くから、河川改修で行政(県土整備事務所)、河川工事・設計会社、市民・住民、専門学者らによる協働事業として「多自然川づくり」を実施してきたことで知られ、その成果はH13年度土木学会でも「土木学会デザイン賞」を授与されるほど素晴らしいものです。
特に、東京都東久留米市、埼玉県新座市、朝霞市の人口密集地(合計人口40万人)にもい拘わらず、水質保全、多様な生き物の回帰、商店街を巻き込んだマチづくり、小・中学生の環境学習の場の創設など、東松山・滑川町・吉見町を貫流する市野川に大いに参考になる講演でした。
新聞記事⇒第2回市民環境会議 記事.pdf
講演風景⇒