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比企の川づくり協議会は、比企地域のいい川づくりに向け、市民と行政が力を合わせて取り組んでいくための話し合いの場や河川見学会などを行なっています。かつての魚が群れ泳ぎ、子ども達が川で遊んでいる、暮らしの中を流れる川の再生に向けて行動するネットワーク型の市民グループです。
 
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2016/07/17

ナマズ、コイ、ライギョの繁殖地で、環境学習!?

| by:事務局
 台風1号が台湾を直撃して、中国大陸福建省に上陸した後、急激に勢力を衰えさせましたが、日本の九州南部に横たわる梅雨前線を刺激して、南九州には記録的大雨を降らせました。
 その梅雨時の合間の14日(木)の午前中に、東松山市立新宿小学校では、恒例の3年生全員(67名)による「市野川探検隊・水辺観察会」が、当協議会員・PTA関係者(約15名)・教諭の
指導、協力によって実施されました。
 小学校から、最も市野川の礫河原に近い空間は、国の史跡になっている「松山城跡」「吉見百穴」の西側の河川敷で、県土整備事務所河川砂防部の草刈業務などの支援もあり、約100名が安全に楽しく環境学習・川遊び・生き物調査に取り組みました。

⇒川遊び、ガサガサ生き物調査に興ずる小学生たち(トラロープは安全区域の設定)

 
また、当地では秋口の「ふれあい市野川クリーンアップ作戦」でも、仕掛け網ではナマズやライギョ(カムルチー)がよく採捕され、コイと共に繁殖している箇所(ライギョの営巣地)でもあります。子供達のガサガサ生き物調査でも、10CM前後のライギョが採捕されており、シマエビ・テナガエビ・ウシガエルの幼体(オタマジャクシ)・タモロコ・モツゴなどがその豊富な採餌動物になっているようです。

⇒採捕された、左側水槽:ナマズ(4尾)と右水槽:ライギョ(2尾)


⇒ガサガサ生き物採取で採捕されたカムルチーの稚魚(約10㎝)

07:10

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